鍛錬法4

六尺棒を使っての鍛錬法

いよいよシリーズ化となって来た鍛錬法。

今回は沖縄拳法にて使用しています六尺棒での鍛錬法をご紹介致します。

六尺棒とは180センチほどの木製の棒になります。

武器の稽古として入門者のみが使用を許されており、普段は素振りや型稽古などで使用しております。

その六尺棒を使用した鍛錬法を二種

六尺棒と六尺棒での押し合い

この鍛錬法は六尺棒と六尺棒を当て合い点に重心を集め押し合います。

ことのほか集中力と正確な姿勢維持を要求される見た目より非常にキツイ鍛錬法です。

二人で行うこの鍛錬法はまずお互いに六尺棒を両手で均等に持ちます、その持った状態で

向かい合い六尺棒と六尺棒を十字に合わせます。

そうすると、接触面が点と点で当たりますその点をズラさないようにしつつ六尺棒の持ち手もブレないように注意しながら全力で押し合います。

上記の写真のような体勢になります。

ここから全力で押し合います、全力で押すため滑って手を怪我する恐れがありますのでグローブを装着して行います。

鍛錬法の押し合いでは手と手で押し合うがありましたがコチラはその稽古を更に精密に繊細にし、

重心移動と姿勢、骨格の繋がりをレベルアップして行きます。

とても良い稽古になりますのでオススメ致します。

六尺棒で腹押し

六尺棒鍛錬法二つ目は

1本の六尺棒をお互いの腹に当ててその状態で押し合います。

写真のように六尺棒を腹に当て、互いに全力で押し合います。

棒がズレないように両手でシッカリ持ち、姿勢はセイサンです。

押す際は後ろ足で床を蹴らないことが大切です。

セイサンの移動稽古でもお伝えした内容とリンクしますので注意点のポイントを確認出来るように

リンクしておきます。

後ろ足で床を蹴ってしまうとお互いに力がぶつかり合い、中々押す事が出来なくなりますのでご注意ください。

まとめ

  • 基本のセイサン立ちを正確に
  • 点に力を集中
  • 点をズラさずに重心移動
  • 床を蹴らずに相手を押すには?
  • 集中力を
  • 目線を下げない
  • 正確な姿勢と骨格

沖縄拳法の稽古法は基礎稽古から全ての稽古が繋がっています。

体系立てて稽古が出来るようにカリキュラムが組まれており、その方の練度に合わせて稽古の強度を調整出来るようになっています。

コツコツの方も、熱い方も、子供も大人もシニアまでも同時に稽古が出来たりしますのでビックリしますね。

動画が編集出来ましたらアップして参りますのでお楽しみに。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

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hiro琉球空手道 琉仁会 会長
はじめまして、香川県(うどん県)で空手の指導をさせていただきながら他の武道や格闘技にも学びを求め模索する昭和生まれのオジサンです。 たまに、香川県のスポットや美味しい物などご紹介できたらと考えております。 よろしくお願い致します。