- 胸の張り
- 膝の張り
- 顎の引き
- 肩は楽に
- 上から見た足の位置
ナイハンチの立ち方について今回はその注意点をまとめてみました。
胸の張り
胸の張りは立ち方のページでも述べましたが、鳩尾(みぞおち)を意識的に張って行きます。
イメージは鳩尾に紐を付けられ、それを引っ張られるような感じです。
![](https://hiro-kagawa2022.online/wp-content/uploads/2021/06/IMG_8571-scaled.jpeg)
身体を動かす時、何かをイメージして動くのはとても大切です。
膝の張り
膝はスクワットを行うように膝をつま先より前に出さない。
太ももを内側から外側に回して行く感じで良いです。
その動作を行って行くと自然と身体が沈んで行きます。
姿勢は真っ直ぐに保ちましょう。
顎の引き
顎(アゴ)の引き方
顎は引くのですがやや斜め後ろ方向に意識して引いて行きます。
頭を誰かに持たれて後ろから持ち上げられるような感覚です。
肩は楽に
立つ時に両腕は帯に掛けます。
親指を帯に掛けて、あとの4本指は軽く握ります。
親指を掛ける位置は骨盤の前側のなるべく両ハシに掛けてください。
帯の結び目から離すと思ってください。
上から見た足の位置
最後に膝の張りが正しい位置にあるか?を確認する方法です。
シッカリ立ち、身体を真っ直ぐに保ちつつ目線を自分の膝に向け見ます。
見た時に膝下に足の親指、人差し指の先端が見えていたら良い膝の位置になってます。
下記の写真の様な見え方になりますね。
![](https://hiro-kagawa2022.online/wp-content/uploads/2021/07/C7046D0B-0A1F-4F71-A2C0-2D02CE634087-768x1024.jpeg)
小学生の膝の張りですがよく張れてます。
これが出来てくると下半身の纏まりがよくなってきますのでよく稽古する事を
オススメ致します。
悪い例
悪い例は膝から足先を見た時に指がまったく見えない!
これは膝が前に出過ぎです。
また、指が全部見えるのもダメです!
これは膝が引き過ぎています。
悪い例にならないように注意点を守って正しく立てるように頑張りましょう。
サラサラっと書いて見ましたがナイハンチの立ち方は奥が深く、空手の立ち方としてだけではなく。
普段の日常生活にも良い影響を与えてくれます。
この立ち方で私が感じた良い点をご紹介します。
ナイハンチで身体改善!
- 姿勢がいいね!と言われる。
- 体幹力が上がる!
- 靴の外べりが無くなって来た!
- O脚が改善されて足が真っ直ぐになって来た!
- バランス感覚が磨かれて来た。
- 下半身(足、腰)が強くなって来た!
- 身体がまとまり、一つの(かたまり)になる感覚。
- やはり立つという安定感が格段に向上する。
- で、基礎の下半身が出来上がると突きの威力が格段に上がる!
- 重心という(こと)の理解が進みます。
ナイハンチ立ちは一人でもでき、また場所も畳1畳あれば出来ます。
胸の張り、膝の張り、顎の引き、両手の位置。
これらを注意点の解説を見ながら稽古してみてください。
様々な効果が現れて来ます、そしていろいろな気付きをナイハンチ立ちだけでも
与えてもらえます。