沖縄拳法で最初の学ぶことがナイハンチの立ち方です。
今回はその立ち方について書いて行きます。
- 足の幅について。
- 足先の向き。
- ヒザの意識。
- 胸の張り。
- 顎(アゴ)の引き方。
- 足裏の重心。
足の幅について
足先の向き
足先は両足を並行にして立ちます。
上記写真(足幅②)
親指の位置が同じ線上にあるように。
真っ直ぐを意識してください。
ヒザの意識
ヒザはシッカリと張って行きます。
張る!と言われても中々イメージしづらいかもしれません。
ヒザを外旋させる、内側から外側へ回す感じになります。
ヒザを誰かに外から押されても内側に潰れないように内から外への張りを意識します。
胸の張り
胸の張りとは、
胸筋を張ることでは無く。
鳩尾(ミゾオチ)を意識して張って行きます。
Wikipedia
胸の張りをシッカリ意識出来て来ると、カカトまで繋がりが出来て来ます。
アゴの引き方
アゴは頭部を斜め後ろ方向に引き上げていくように引いて行きます。
その時に目線が下に向かないように注意しましょう。
足裏の重心
最後に足裏の重心位置について説明いたします。
上記の注意点を正しく行うと足裏にかかる重心は土踏まずのやや後ろ辺りになります。
そして足の内側に重心が乗って来ます。
足の外側に重心がかかる時はまだ立ち方が正しく行えていません。
正しい重心位置になるよう立ち方を稽古して行きましょう。
沖縄拳法のおいて立ち方は最初に学ぶ重要な秘伝とされています。
この立ち方が正しく出来て初めて型の稽古に移行して行きます。
立ち方が出来て無い段階で型を行っても意味がありません。
それほど立ち方は大切です。
私は師範より立ち方3年と伝えられ地道に立ち方を稽古して来ました。
立ち方が出来ると沖縄拳法に伝わる稽古法にもいきてきます。
そのことについてはまた記事を書いて行きたいと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
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足の幅はその人の体格により合わせて行きます。
まずは肩幅ほどに足を開きます。
次に片ヒザを床に下ろします。
下ろしたヒザ先から片方のカカトまでの間に握り拳を二つ入れます。
その幅をキープしてその場で立ち上がります。
この方法でお一人お一人の立ち幅を確認して行きます。