2023.9.10高知県にて試合
9月10日日曜日 高知県高岡郡津野町葉山運動公園総合センター体育館にて第8回全四国オープントーナメント葉山清流杯修道館空手道選手権大会がおこなわれました。
今回琉仁会からは7名が参加。
組手選手、型選手、団体組手と三種目に挑戦して来ました。
型試合
まずは型試合からのスタートです。
コチラには私を含めて三名が出場、私以外は型試合に初挑戦で今回の大会に挑みました。
小学5年男子 初戦敗退、出来は素晴らしかったのですが判定にて敗れました。次に繋がる試合内容でありました。
小学6年男子 あれよあれよと勝ち進みなんと決勝戦まで到達!
初出場、初挑戦で決勝戦まで行くとは驚きました!
結果は惜しくも準優勝!素晴らしい型でした。
型試合に出場するにあたり
型試合に出たいです!と意思表示を聞いた時は驚きました、これまで試合に向けての型は稽古しておりませんでしたので。
琉仁会での型は試合に出場する為の型ではなく型を練り身体を鍛えていく鍛錬として型稽古を行っており、試合用の演武型ではありませんでした。
ですので自身の過去の経験から引き出した試合用の型を一から学んでもらいました、私自身も指導するにあたり再度勉強し直し二人に指導して行きました、と同時に自身も教えて行くにあたり試合出場を考え先ず自分からと腹を決めて稽古に取り組んで行きました。
型のベースは糸東流
自身は現道場を立ち上げる以前に糸東流の道場にてお世話になっており、そこで学んだ組手、型を道場にフィードバックしております。
糸東流の型は非常に型の数が多く、また型の特徴としてスピードとキレを要求される型となっています。
ですので決まると非常に速く美しい型でもあります、その型を門下生に伝えて行きました。
指導のコツ
型を指導するにあたり大切にしている事は見た目ばかりにこだわるなと言っています。
見た目、カタチ、見栄え、意味のない呼吸など試合にだけ意識をしてみてくればかりを誇張する型はしなくてよいと伝えています。
型は先人から伝えていただいた空手にとっては大切な設計図になります。その型は何を想定し、何を行って技を出しているのか?
型の意味、本質を崩さない様に門下生には伝えております。
そんな私の所に型を教えてくださいと出稽古に来てくれる他流の生徒様もおります、その子たちにも同じく、見栄えばかりに気をとられず意味のある型を行うよう指導しています。
優勝
今回は高校生、一般男子型部門に出場
一回戦は対戦相手も同じ型でした。
はじめ!の合図からしばらくして隣の相手の動きが止まりました、多分型が飛んだと思いつられないように自分の型を終了する。
試合後に伺うとやはり途中で型が飛んだそう。
型が飛ぶとは?
極度の緊張により頭の中が白紙状態(記憶が無くなる)という現象が起こります、または稽古不足によりそもそもシッカリと覚えていないという場合もあります。
二回戦
相手は前年の準優勝者と伺いました。
試合前にそんな情報を耳にして緊張が増すかと思いましたが、そこは開き直り組手試合でも行っている緊張をほぐす呼吸法(オリジナル)で対処し落ち着いて試合に挑む!
結果は旗3本中、3本をいただき優勝!
門下生と共に努力して来た事が実り嬉しく思いました。
対戦していただいた選手の皆様ありがとうございました。
今回はこのへんで、次回は組手、団体組手を書いて行きます(^^)
お楽しみに!
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