一部クラス
本日は少な目の2名で稽古。少な目と聞くとネガティブな感じですが、稽古する側に立つとミッチリ細かい所まで指導してもらえるチャンスでもありますね。何のジャンルでも、仕事でもそうですが、継続し続ける事が極めるコツだと思っています。そういう気持ちを持ち続けて貰える様に指導して行く事も指導者側の責務。そんな事を思い来てくれる生徒様に接しています、そんな活動もご紹介出来たらと思います。
アップ
アップは動的ストレッチとラダーやコーンなどを使ったアジリティトレーニング、更に柔術などの基礎の受け身やレスリングのマット運動なども取り入れてその場の人数やメンバーにより調整して行なっています。
最近の子供達はデングリ返しを出来ない子が多いと感じていて運動能力の低下を危惧しております、そこで琉仁会では子供達を対象に出来るだけ基礎運動能力を伸ばして行くプログラムを組んで稽古に取り入れています。お子様の運動不足や体力向上を考えておられましたらお気軽にご相談ください。
型稽古
琉仁会では沖縄拳法の流れを汲む型をベースに稽古しております、基礎のナイハンチ初段、セイサン、中級からはピンアン、ここから先は有段者のみの型になります。
この日の二人はナイハンチ初段を一から、最近は組手ベースの稽古が多かった為に型稽古が疎かになっていた模様。ただ、二人は小さいながら継続して昇級もしましたので諦めずに続けて稽古する事で最後はキチンと型を打てました。
コントロール(初級編)
最後は空手においての突きや蹴りの打点を正確に捉えてもらう為のトレーニングです。2人1組になりボールを使って投げる側、投げられたボールを突く側に別れます。投げるほうは正解に相手の胸に向かって投げる(これは野球のキャッチボールにも活かせます)突く側はただ突くのでは無く、投げられた相手の胸に向かってズレない様に突き返します。投げる側も突く側も稽古になります。
蹴りのミート力を上げる
今回はボールを使って行いました。打点の広いミットなどを敢えて使わずにボールにする事で球体というより打点の小さいピンポイントな蹴りを養成します。子供達にはそんな説明はしません、先ずは蹴る事に集中してもらいます。2人共、楽しんで蹴りに夢中になってました。
ライトスパーリング
最後はフィジカル、アジリティ、型、反復、で培った状態からの組手です。まだ組手経験の浅い2人ですが、思いのほか進化していました。お互いに決められたルールを守って正々堂々と打ち合っていました、以前の2人なら泣いて練習にならなかったのですが本当によく頑張ってました。お疲れ様でした。
二部クラス
二部は4名参加
コチラもアップから始まり空手に必要な動きをトレーニングして行きました。二部では更に追加稽古です。
足指歩き
これは足の指を使って畳を掴みに行く指のトレーニングです、現代人は靴の恩恵により足の指が退化しています、そこで指で畳を掴む感覚、指先をコントロールする感覚を養います。
お尻歩き
コチラはエクササイズでもご存知の方がいらっしゃるのではないでしょうか?腰を回せとか腰を入れろ!とかよく言われる場面を聞いた事があるかもしれません、腰というよりも骨盤全体を動かそうとしている訳です。それにより股関節の動きを無意識に身に付けてもらいます。とても楽しく効果も高いので是非参考にしていただけたら幸いです。
この後に、自衛隊訓練でもお馴染みの匍匐前進、ラダートレーニングとアップで充分に練り上げて行きます。二部稽古はまだまだありますので次回に分けてご紹介いたします。
それではまた
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